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現状レポート

取材第21回-4週目 名古屋文化キンダーホルト[児童指導員]千代 誠さん

巣立っていった後も繋がっていける関係を築いていきたいですね

名古屋文化キンダーホルト[児童指導員]千代 誠さん

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新卒でキンダーホルトに入り、今年で17年目を迎えました。児童指導員として、学童グループ男子(高校生1人・中学生1人・小学生2人)4人を担当しています。また、子どもたちの支援に加え、施設のボランティア受付窓口や、長久手市のボランティアセンターの運営委員としても活動しています。
私が今の仕事についたきっかけは、“人と関わる仕事をしていきたい”との想いからです。福祉系大学へと進学し、地域福祉・住民参加をテーマとしたゼミに所属していました。児童福祉との出会いは、社会福祉実習の際に「子ども好きだし行って見ようかな」と実習先に児童養護施設を選んだことです。夏休みの1ヶ月、子どもたちと一日の多くを一緒に過ごしていく中で、面白みを感じました。その後は特に児童養護施設への就職を考えてはいなかったのですが、実習先の方から「就職どうするの?」と聞かれた時、改めて児童福祉の道へと進むことを考えました。キンダーホルトに求人があることを知り、実際に足を運んで話を聞いた上で、応募を決意したのです。

それから17年間、多くの子どもたちに接してきましたが、育ってきた環境はもちろん、性格や抱えている問題もそれぞれに違う子どもたちをサポートしていくことは簡単なことではありません。その子のことをきちんと理解し、その子が望むその子にとって必要な支援をしていきたいと思っています。
また、自立を目指し施設を巣立っていく子たちへの退所支援、退所後の支援にも力を入れています。施設で暮らす子どもの中には、スタート時点から大きなハンデを背負っている子も少なくありません。そんな子どもたちが自分の力で社会を渡っていくための力をつけられるようにサポートしていきたいと思っています。また巣立ちの後、困難にぶつかってしまった時も一人で思い悩まずに相談して欲しい、気軽に相談できる関係性を保っていきたいですね。

中には、退所から数年後に訪ねてきてくれる子もいます。私が初めて担当した中学3年生の男子、当時は学校になかなか足が向かなかった子が数年前に訪ねて来てくれたんです。自身で会社を立ち上げ、自分よりも年上の従業員の方を連れて来てくれました。あの時はわからなかったけど、話せなかったけど…と思い出話ができるようになるんです。結婚や出産など、人生の節目に報告がてら訪ねてくれる子もいます。自衛隊員として北海道に赴任している子は、先日の地震の際、自分の安全を知らせてくれました。このように、自分の元を離れた後の成長ぶりを知ることができるのも、この仕事の醍醐味であり、私たちへのご褒美なのかもしれません。

★名古屋文化キンダーホルトのボランティアへの取り組み
・家庭体験ボランティア
長久手市を中心に、地域の皆さまのご支援・ご協力いただき、キンダーホルトが独自で取り組みをしているボランティア活動です。施設で暮らす子どもたちの中には、家庭生活の経験が乏しい子も多く、そのような子たちに、一般的な家庭での生活を体験させていただくボランティア活動です。夏休みや冬休み、ゴールデンウィークなどの長期休みをはじめ、週末のみ、月に1回程など、受け入れ先のご家庭の都合に合わせて、ご協力いただいています。中には10年以上の長きに渡り、ご協力してくださっているご家庭もあります。施設はもちろん、地域全体でこどもを育てていく取り組みの一つです。

・それぞれのニーズに合ったボランティアの受け入れを
ボランティアの方を受け入れる際には、その方がどのようなボランティア活動をしていきたいのか、しっかりとヒアリングしています。ボランティアの方がやりたいこと・施設側がやって欲しいこと・子どもたちの気持ち、この3つをきちんとすり合わせることが大切だと考えているからです。
ボランティアにも様々なかたちがあります。子どもたちと遊んだり一緒に過ごしたりしながらの生活の補助、学習やスポーツ、音楽などご自身の特技を活かした支援、ホルトまつりなどイベント時のサポートなど、その人に合った無理のないボランティア活動で子どもたちとの交流を深めて欲しいと考えています。また、今後の取り組みとして、スタッフやボランティアの方同士が交流することができる場も作っていきたいと考えています。キンダーホルトを通じて、いろんな方が気持ちよく繋がっていける・繋がり合える場所ができるといいですね。


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※掲載されている情報は、2018年10月現在の情報となります。

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