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現状レポート

取材第26回-2週目 児童養護施設 岡崎平和学園 [保育士]平松 亮一さん

スポーツを通じて、子どもたちの学びや成長を見守っていきたい

児童養護施設 岡崎平和学園 [保育士]平松 亮一さん

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保育系の専門学校を卒業後、新卒で岡崎平和学園に就職し、今年で3 年目となります。実は珍しいケースなのですが、初年度から地域小規模ホームを担当し、保育士として6 名の男子(年
長・小1・小5 ・小6 ・高1 ・高3)の日常生活のサポートをしています。平日はパート職員の方が食事の支度をしてくれますが、大舎の施設と異なり土日は3 名の職員が順番に、子どもたちと協力しながら食事を作ります。実家暮らしで、家事をする機会もほとんどなかったため、始めは、米の研ぎ方から子どもたちと一緒に学び、料理もずいぶん出来るようになりました。

子どもに関わる仕事に就きたいと思ったのは、高校生の時です。工業高校の機械科だったのですが、子ども好きだったこともあり、学童保育のアルバイトをはじめました。子どもたちと触れ合う中で、自分は「機械と向き合うよりも人と向き合っていきたい」と思うようになり、保育系の専門学校へと進学したのです。入学当時は保育士か幼稚園で働きたいと思っていたのですが、その学校では豊橋平安寮の中村施設長が講師をされていたこともあり、授業の中で、児童養護施設を見学したり、施設のボランティアとして子どもたちと触れ合ったりする中で「児童養護」に興味を持つようになりました。もともとサッカーをやっていたこともあり、「子どもたちにサッカーを教えたい」との思いもありました。

実際に職員として働くようになり、子どもたちに「サッカーしようよ」と声をかけ、一緒に思い切り体を動かしてみると、子どもたちとの距離が近づくことを感じました。サッカーを通じて関わりを持つうちに、次第に悩みを打ち明けたり、相談してくれたりするようになったのは嬉しかったですね。

サッカー以外にも施設では、季節毎にさまざまなスポーツに積極的に取り組んでおり、地域小規模ホームの子も大舎の子たちと一緒に練習しています。夏の炎天下でのソフトボール、寒い中でのフットサルの練習は大会に向けてと言っても、子どもたちにとってモチベーションを維持するのが大変です。スポーツは勝負の世界でもあるので、もちろん負けてしまうこともあります。それでも、がんばったからこそ得るものは必ずある、皆で力を合わせてがんばっていくことに大きな学びがあることを子どもたちに実感してほしいと思っています。私自身も、子どもたちがプレー中、自然に声を掛け合うようになるなど、子どもたちの変化や成長をそばで感じられることが大きなやりがいとなっています。

3 年目となり、後輩職員も少しずつ増えてきました。私自身、人見知りで自分の気持ちをうまく伝えられないこともありますが、スポーツを通じて見えた子どもたちの変化など、伝えていきたいと思っています。また、保育というと保育園や幼稚園で働きたいと思う人が大多数だと思いますが、ぜひ児童福祉にも目を向けてみてください。私自身も児童養護施設で実際に子ども達と触れ合う前は、良いイメージは持ってませんでした。しかし、子どもたちと実際に触れ合ってみると、全然普通の子どもたちと変わりはなく、ただ、自分の知っている情報が足りてなかっただけだという事に気づきました。保育園や幼稚園とはまた違ったやりがいのある仕事です。興味のある方はぜひ、始めはボランティアなどで施設の現状を見てほしいと思います。

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※掲載されている情報は、2019年5月現在の情報となります。

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