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現状レポート

取材第26回-4週目 児童養護施設 岡崎平和学園 [保育士]前川 和子さん

信頼できる仲間とともに、子どもたちが安心して過ごせる「生活の場」を整えていきます

児童養護施設 岡崎平和学園 [保育士]前川 和子さん

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私は、「子どもに関わる仕事をしたい」との思いから、保育科へと進学しました。児童養護の道に進むきっかけとなったのは、学校で見かけた岡崎平和学園の求人です。何となく興味を持ち、施設見学に行ってみたところ、元気で明るい子どもたちの姿、「こんにちは」と明るい笑顔で話しかけてくれたことがとても印象に残り、思い切って応募したのがはじまりです。当初は、児童養護や児童福祉についての専門知識もなく、現場を通じて「児童養護ってこういう場所なんだ」と一つずつ理解を深めていきました。

今年の4 月から「主任」となり、子どもたちや職員も含めて全体を見る、まとめ役のような仕事を担当しています。まだ、お役を頂いたばかりということもあり、なかなかうまくいかないと感じることも多々ありますが、これまでとは違う「経験」を積み重ねていきたいと思っています。また、これまでとは違う視点での支援を行なっていくことも大切だと感じています。例えば、子どもたちをきびしく叱るのは、私の役割だと思っています。職員と子どもたちの関係性が悪くならないように、良好な関係を築けるようにサポートしていくことを心がけていま
す。

また、共に働く職員が、心地よく働ける職場環境を整えることにも注力しています。施設で暮らす子どもたちにとって、ここは「生活の場」です。家庭ではありませんが、家庭のかわりを担う場です。だからこそ、子どもたちに心から安心して過ごしてもらうために、家庭=父・母かわりである職員同士の関係が良好であること、職員一人ひとりが無理なく働けていることが大切だと思います。子どもたちにとって安心・安全な生活、落ち着いて生活できる環境を整えることは、全体を見るものとして、大切な役割だと思っています。

どんな仕事もそうだと思いますが、この仕事も楽しいことばかりではありません。しかしながら、辛いこと・大変に思うことがあるからこそ、やりがいや喜びがあるということを、職員一人ひとりに実感して欲しいとおもいます。また何かあった時は一人で思い悩むことのないように、気軽に相談してもらえるように、日頃から声をかけるようにしています。私自身、この仕事を始めて早20 数年たちました。施設を巣立った子どもたちの中には、仕事や育児に悩んだ時に相談に来る子や差し入れを持って遊びに来てくれる子もいます。きっと巣立っていった子どもたちには、ここが自分にとっての頼れる家庭なのでしょう。これこそが長く続けてきたからもらえる、子どもたちからのプレゼントだと感じています。

私がここまで仕事を続けられた理由を改めて考えてみると、やはり信頼できる仲間がいたからだと思います。また、仕事とプライベートをきちんと分けて、プライベートを充実させることも大切なことです。自分の家庭を大切にできない人や心に余裕のない人には福祉の仕事は難しいと思います。子どもたちを支える立場だからこそ、職員には公私とも充実した時間を過ごしてほしいですね。

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※掲載されている情報は、2019年5月現在の情報となります。

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