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施設レポート

取材第11回-1週目 慈友学園[施設長]岡田幸仁さん

子どもたちとともに成長し続ける、学園でありたい

慈友学園[施設長]岡田幸仁さん

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慈友学園は、公益財団法人慈友会(以下、慈友会)によって運営される児童養護施設です。慈友会は大正8年10月に、浄土宗管長の訓示により名古屋市内浄土宗寺院住職とその壇信徒を統合し、仏教の精神に基づいた、時代に適応する社会事業を行うことを目的として設立されました。慈友会は、設立以来、長きに渡り、保育事業・母子生活支援施設の運営等を行い、昭和9年少年保護事業を開始、戦後の児童福祉法によって昭和24年4月に児童養護施設 慈友学園となりました。
現在は定員30名(男子のみ)の大舎制の施設でありますが、平成27年からの家庭的養護推進計画に基づき、より家庭的な雰囲気に近い養護が可能な小規模グループケアへと移行を予定しています。また、老朽化した園舎の建て替えを実施、平成30年4月から新園舎での運営をスタートいたします。

現施設長である私は、大学を卒業後、同法人関連の幼稚園へと就職をいたしました。当時、実父が慈友学園の園長をしており、児童養護施設での仕事の話をよく耳にしていたこともあり、もっとこうすればいいのでは…と思うこともありました。そんな折、慈友学園の職員として働いてみないか?との話があり、児童福祉の世界に入りました。当初は、自分が想像していたよりも現実は厳しく、容易ではありませんでした。特に近年、施設で暮らす子どもたちは、育児放棄や身体的な虐待を受けてきた子・不適切な養育環境で育てられていた子・心に深い傷を抱えている子がとても多いのを実感しました。だからこそ、私たち職員が、子どもたち一人ひとりに寄り沿い、手を差し伸べてあげられる存在でありたいと考えました。

子どもたちが安心・安全な環境で健やかに生活していくための場を提供していくことで、私自身が大切にしていることは、施設で働く職員を大切にすること、コミュニケーションを多くとることです。例えば、休暇は月に7~8回、休みの希望は出来るだけ取り入れるようにしています。毎月職員がシフトの希望を出す時には、希望を聞いてもらえる順番を交替することで、不公平のないようにしています。職員同士の風通しを良くし、話し合いや譲り合いを大切にする環境づくりにも心がけています。また、仕事が終わった職員は残業せずに早目に帰宅出来るように促すのも私の仕事です。職員が心身共に健康でいることが、子どもたちにとってより良い環境や養育のためにも必要不可欠です。慈友学園には若い職員が多数おりますが、既存の考え方に捉われることなく、自由な発想を持って、子どもに向き合うよう伝えています。職員一人ひとりの“やりたい”を大切にし、仕事に対するモチベーションアップに繋がるように心がけています。具体的には、今までなかった行事や催しを職員の発案で行っています。施設長の役割は非常に大なるものがあると痛感しているところです。私を含め、職員と子どもたちが一緒に成長していける学園であり続けたいそう思っています。

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※掲載されている情報は、2017年2月現在の情報となります。

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