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現状レポート

取材第27回-3週目 児童養護施設 光輝寮 [児童指導員]新井 裕己さん

先輩方のよいところを吸収し、よりよい支援へとつなげていきたい

児童養護施設 光輝寮 [児童指導員]新井 裕己さん

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大学を卒業後、光輝寮で働きはじめ、今年で4 年目となります。大学に進学する際には、漠然と「子どもに関わる仕事に就きたい」と思っていましたが、授業の中で、子どもに関わるニュースなどに触れるうちに、施設で暮らす子どもたちの状況を知りました。「自分の周りにいなかっただけで、このような環境の子どもたちもいるんだ…」と気づくきっかけがありました。実習では、児童養護施設ではなく、特別養護老人ホームに行ったのですが、高齢者の方よりも子どもに関わっていきたいと強く思うようになり、その後、さまざまな児童福祉施設を見学に周りました。一言で児童養護施設といっても、ユニット制・小舎・中舎・大舎などさまざまな施設があり、それぞれに特徴があります。

私は、できれば幼い子どもから高校生までの幅広い年齢の子どもたち、多くの子どもたちと触れ合っていきたいとの気持ちから、大舎である光輝寮を選びました。大舎では年齢・性別を超えて子どもたちが自由に関われます。例えば年上の子たちが幼児さんなど小さい子たちの面倒を自然に見ているところがいいと思います。色んな年齢の子ども同士が関わりあうのは、子どもたちにとってもメリットが多いはずです。私の現在の役割ですが、児童指導員として施設全体を見ながら、21 歳の専門学校生・中2 ・中1 ・小6 の男子4 名の担当をしています。

仕事をしていてやりがいに感じるのは、「テストでこんな点だったよ」「友達とこんな話したよ」など、学校での出来事などを子どもが自分から報告に来てくれることです。うれしかったことを笑顔で話してくれるのは、きっと子どもたちとの関係性が築けているからこそだと思っています。もちろんいいことばかりではなく、「言葉遣いが悪い」「ごはんをなかなか食べない」など問題行動の報告を受けることもあります。そんな時は、その子と2 人だけの時間を作り、じっくりと話しを聞く時間を取るようにしています。ただ「悪い」と頭ごなしに叱るのではなく、子どもにきちんとわかってもらえるように、「何が悪くて、どうするべきか?」を子ども自身が自分で答えを見つけられるように、アドバイスすることを心がけています。

また、光輝寮の魅力の一つに、職員同士の風通しのよさがあり、これは子どもたちの支援にもよい影響を及ぼしていると感じています。長く勤めているベテランの先輩方も多数います。子どもたちを叱る時、頭ごなしではなく諭すように話す人、私には気づけないようなことに気づける人、どんなに忙しくても子どもたちのためにと動く人など、先輩方それぞれのよいところを積極的に吸収し、自分の支援へと活かしていきたいです。子どもたちとも長期的な関係性を築き、施設を巣立つ時も「さよなら」ではなく、「いってらっしゃい」と送り出してあげたい。いつでも頼ってもらえるような存在でありたいと思っています。これから先、10 年、20 年後、私自身が施設の中心として頑張っていけるように、この仕事に誇りを持って続けていきたいと考えています。

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※掲載されている情報は、2019年6月現在の情報となります。

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