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施設レポート

取材第12回-2週目 自立援助ホームいっぽ[指導員]大野 聡子さん

子どもたちが安心して過ごすことができる“居場所”づくりを

自立援助ホームいっぽ[指導員]大野 聡子さん

大学では心理学を専攻し、主に非行心理を学んでいました。卒業後は一般企業に就職しつつ、更生保護ボランティア団体に所属し、少年院の卒業式のお手伝いなどを行なっていました。少年院の子どもたちと接する中で、非行をする子どもたちには、自分の居場所がないと感じている子どもたちが多い事を痛切に感じ、子どもたちが安心して過ごすことが出来る場所を作りたいと考えていたところ、縁があって「いっぽ」で働くことになりました。

仕事を始めて半年間を振り返ってみると、本当にあっという間でした。もう半年経ったの?という気分です。当初は大人として職員として、子どもたちにはきちんと接しなくてはという意識が強く、子どもたちから見ると上から目線に感じることが多かったのではと思います。そして子どもたちとの間に自分で壁を作ってしまうこともありました。また、不慣れなせいで子どもたちに迷惑をかけてしまい、落ち込んだり葛藤したりすることもありました。しかしある時、もっとフラットな自分でいればいいんだ!と思い、ありのままの自分で子どもたちに接するようなると、次第に子どもたちが心を開いてくれるようになりました。やはり、人と人とのコミュニケーションは「ありのまま」でいることが大切だと実感しました。この仕事は大変なこともありますが、この頃、自分の言葉や行動に対して、子どもたちが返してくれるようになったと感じることが増え、以前に増してやりがいを感じています。

また、「いっぽ」は風通しの良さも魅力です。施設長をはじめ、職員それぞれが“子どもたちのために”の思いを持って、子どもたちに接しています。職員同士で意見の違いや衝突が起こることもありますが、それもお互いに子どもたちを思ってのことです。子どもたちの気持ちを一番に考え、一人ひとりに寄り添う支援を行っていきたいですね。

私たち指導員が担っている役割は、子どもたちが仕事を続けていけるように支援すること
であり、また基本的な生活習慣を身につけるためのサポートにも力を入れています。例えば、毎朝子どもたちが仕事に行けるように、送りだすのも私たちの仕事の一つです。また、子どもたちには「いっぽ」で一緒に生活していく中で、人を信頼することの大切さを伝えていきたいと思っています。これから一人で自立して生きていくことを考えると不安になることもあるでしょう。でも、「いっぽ」にはあなたを見守ってきた第2の家族がいるんだから、何かあったら相談したり、いつでも頼れる場所がある事を子どもたちに伝えていきたいです。また、子どもたちがホームを出た後も、彼らがどんな生活をしているのかなど連絡を取っていきたいですね。「いっぽ」はまだ始まったばかりですが、ホームを出た子どもたちのアフターフォローが出来る体制を整えていきたいと思っています。

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※掲載されている情報は、2017年3月現在の情報となります。

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