現状レポート

取材第48回-2週目 自立援助ホーム バードハウス[保育士]岩岡 取武さん

まずは子どもと年齢の近いお兄さんのような存在に。失敗と成長の姿もどんどん見せていきたいです!

自立援助ホーム バードハウス[保育士]岩岡 取武さん(いわおか とりむさん)

専門学校を卒業後、当施設で働き始めました。職員になる半年前から、週1回の宿直アルバイトで少しずつこども達と関わっていました。夜勤だけでもしっかりとこども達の成長を感じられていましたが、日中も働くようになってからは、より気軽に話しかけてもらえるようになったと感じます。

もともと保育士として保育園で働くつもりでしたが、友人が児童養護施設でアルバイトをしていると聞き、どのような場所なのか興味を持ちました。施設について知り、少しでも支援ができればと思うようになりました。当施設は自立援助ホームで高校生ぐらいの男子が暮らしており、私と年齢も近いのでコミュニケーションが取りやすいと感じています。女性の職員が多い環境ですが、女性に話づらい相談もどんどんしてほしいです。こども達にとって、お兄さんのような存在になりたいと考えています。

私も高校時代は掃除や洗濯など、家事を行う機会がほとんどなかったので、当施設のこども達も同じ状況だと思います。最初は苦戦して当たり前です。はじめはうまくいかなくても、少しずつ成長して自分でできるようになって、自立への第一歩が感じられると嬉しいです。

当初、私自身が不安であったのは調理業務です。自分であまりご飯を作ったことがなく、わからないことだらけでした。同じ時間帯に働いている職員から、野菜の切り方から丁寧に教えてもらいました。宿直アルバイトの頃から職員との人間関係は築けていたので、質問しやすい環境です。支援には明確な答えがなく難しく、大変な事ばかりですが、ホーム長や先輩たちがいつも気にかけてくれているので、仕事が辛いとは思いません。

働き始めた頃は、何もわからない状況で、一人ひとりの特性までを深く考えられていませんでした。支援を後回しにするのは良くないと考え、つい自分のペースで接してしまう事も多かったと思います。そのため子どもが反発する事もあり、悩んでいました。ほかの先輩が行なっているコミュニケーションの取り方を見て、少しずつステップを踏みながら支援を進める事の大切さを実感しました。自分でも実践してみると、だんだん心を開いてくれるようになったと感じています。実際に働いてみると、仕事の大変さよりもやりがいの方が大きいです。

まだ仕事を始めたばかりで失敗の連続ですが、少しずつ成長している姿をこども達にも見せられたらと思います。こどもの姿から学ぶことも多く、日々やりがいを感じながら働いています!この施設ではこども一人ひとりとしっかり関わる事ができます。どのような形でも、少しでもいいので、当施設や私と「出会えてよかった」と思ってもらえたら嬉しいですね。

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※掲載されている情報は、2026年5月現在の情報となります。