2024/03/22
取材第35回-2週目 児童養護施設 蒲生会大和荘[保育士]岡部 海斗さん
子どもたちのお兄さんのような存在になりたい。得意なスポーツをとおして、子どもと日々楽しい思い出を作っています。
高校時代は全寮制の学校に通っていました。同級生の中には、里親のもとで暮らしていた子や、実家が里親をしていたという子もいたので、児童養護施設について知るきっかけになりました。高校時代の寮生活と、いろいろな境遇の子どもが暮らす児童養護施設は少し似ている環境だと感じていました。先生の助言もあり、専門学校に進学して保育士の資格を取りました。児童養護施設での実習で、中高生とかかわるのも楽しかったので、この仕事につくことを選びました。
当施設で働きはじめて2年。日々、子どもたちと関わる事の大変さを感じながらも、楽しく過ごしています。成長も感じられます。たまにケンカの仲裁にも入りますが、基本的にはみんな、落ち着いて生活しています。仕事のやりがいを感じられるようになるのは、これからでしょうか。2年間、楽しい思い出ばかりです。仕事は確かに大変ですが、振り返ると、先輩と共同生活を送っていた寮生活のほうが大変だったような気がします。施設の先輩方や同僚にはいつも助けてもらってばかりです。
学生時代、バスケットボールやラグビーに熱中していたのもあり、この施設では子どもとスポーツばかりしています。日が暮れるまで、子どもたちと遊んでいます。施設としてもスポーツに力を入れているので、スポーツの好きな人も活躍できる環境だと思います。
児童養護施設で働こうと決めたもう一つの理由が、将来、実家でファミリーホームをしたいという目標があるからです。まずは児童養護施設で働いて、児童養護について勉強しようと思っていたのですが、今は児童養護施設での仕事もできるだけ長く続けたいと思っています。経験や知識を身に着けるため、自分の役割をとにかく全うしていきたいです。
当施設を巣立っていく子たちには、頑張ってほしいと思います。苦労や困難もたくさん経験すると思いますが、応援したいです。子どもからも「私が退所してからも、連絡してね」と言ってもらえることは嬉しいですし、励みになりますね。
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