2024/04/21
取材第36回-3週目 児童養護施設 中日青葉学園 あおば館[保育士]松村 怜奈さん
子どもには、愛情をいっぱいあげたい!日々の生活で成長を感じられると、私も嬉しいです。
あおば館の保育士として、子どもたちの基礎生活習慣や衣食住の支援などに携わっています。2022年4月からこの仕事を始め、早2年。今はホームで暮らす5人の子どものうち、小学2年生の子の担当をしています。
子どもと関わるうえで大切にしているのは、まず私から「ありがとう」や「ごめんね」と言うようにする事です。子どもにも、自分から謝ったり感謝したりするのが当たり前だと思ってほしいので、まずは私から実践しています。
子どもの頃から、保育士になりたいと思っていました。児童養護施設で働こうと決めたのは、中学生の頃。児童養護施設で暮らしている先輩が「もっと母親に愛されたかった」と話していたんです。それを聞いて、泣いてしまいました。私が児童養護施設で働いて、たくさんの愛情を持って子どもと関わりたい。福祉科のある高校に進学し、専門学校で保育士の資格を取ったのち、あおば館で働き始めました。
昨年、小学6年生の子どもが家庭復帰を果たした場面を見たときも泣いてしまいました。私の担当ではなかったのですが、日々の生活や成長を近くで見ていたので、さみしさや嬉しさが入り混じって泣いてしまったんです。卒園した今もイベントに訪れてくれたり、サッカーをしに遊びに来てくれたりします。子どもが卒園しても、関わりを持ってくれるのは素敵な事。今後このような経験が増えていくのが楽しみです。
あおば館で経験を積み、知識を身に着けて、将来的に複合施設を経営したいです。児童養護施設だけでなく、老人ホームや動物愛護施設もあわせて経営したい。ニュースで高齢者虐待や動物の殺処分について見聞きすると、とても辛いです。生きているなら幸せであってほしい。私は今まで幸せな人生を歩んできたと思っているから、なおさらです。そのために、中学校の教員免許を取得する予定です。来年から通信教育で勉強を始めるのですが、今から楽しみで仕方がありません。同僚や先輩の職員さんも応援してくれています。
あおば館はとても明るい雰囲気で、子どもと職員さんの仲も良いと感じています。素直で素敵な子どもばかりです。もし児童養護施設について気になるなら、ぜひ見学してほしいです!
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