2019/04/08
取材第24回-2週目 児童養護施設 慈友学園 [保育士]山下 梨花(りか)さん
子どもたちにとって、プラスになる言葉をかけてあげたい
大学を卒業後、新卒で、慈友学園に就職して4月で3年目となります。今は、ユニット職員として8人の子どもたちの生活全般のサポートを行うほか、小6の子1人と、小5の子2人、計3人の個別担当もしています。
児童養護の仕事に就こうと思ったきっかけは、学生時代の実習です。もとは、保育士か幼稚園の先生になりたいと思っていたのですが、幼稚園に実習に行った時に、「なにかがちがう・・」という気持ちを抱きました。そして、児童養護施設に実習に参加したところ、自分には子どもたちと深く、長く関われるこちらの方が向いているのでは?と興味を持つようになりました。その後、いくつかの児童養護施設を見学しに行きましたが、ご縁があった慈友学園でお世話になることとなりました。
はじめのうちは、話しかけても無視される、言うことを聞いてくれない、暴言をはかれるなどの“ためし行動”に、不安になることもありましたが、先輩のフォローもあり次第に子どもたちとも打ち解け、今では毎日楽しく仕事をしています。特にうれしいのは、ふいに言われる感謝の言葉です。片付けをしていたら「いつもありがとう」と言ってくれたり、子どもたちに頼りにされた時は、この仕事をやっていてよかったと思います。
子どもたちと年齢が近いこともあり、子どもたちと接する時に心がけていることは、否定的なことを言わないことです。例えば、勉強ができない時、「できないじゃん」と言うのではなく、一緒に考えてその子が答えを見つけられるようにサポートしています。何気ない一言も子どもたちにとってプラスになるような声がけをしていきたいと思っています。
保育士という仕事以外にも、学園の広報部の一員として、PCのシステム担当の業務にも携わっています。職員それぞれがPCを使いやすいように皆様の要望を聞いて、業者さんに依頼する役割です。職員は皆、それぞれ2つの部会に所属し、さまざまな役割を担っています。慈友学園は若い職員も多く、プライベートでも遊びに行ったりするくらい仲がいいんです。先輩や上司も話をしっかり聞いてくれ、風通しのよさを感じています。先輩方のよいところを少しずつ取り入れながら、自分らしい支援をしていきたいです。
今は、、ちょっとずつでも子どもたちと多く関われる時間を作れるように意識しています。もっと話しをする時間を取って、一人ひとりときちんと向き合っていきたいと思っています。
※掲載されている情報は、2019年3月現在の情報となります。
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