現状レポート

2023/10/23

取材第34回-3週目 児童福祉施設 宇宙[保育士]木村大輝さん

日々の成長に感動。子どもたちには、自分で未来を切り開けるようになってほしい。

児童福祉施設 宇宙[保育士]木村大輝さん(きむらひろき)さん

地元の石川県を離れ、岐阜県の大学に進学。「子どもに関わる仕事がしたい」という思いが「児童養護施設で働きたい」に変わったのは大学3年生、授業で児童養護施設について知った時でした。卒業論文のテーマにも設定し、さまざまな施設のインタビューをしたりボランティア体験をしたりして、児童養護施設への就職を目指すことにしました。地元では児童養護施設の求人が少なかったこともあり、男性保育士を募集していた当施設に就職しました。当施設の職員や児童に初めて挨拶した際も、やさしい対応でほっとしたのを覚えています。若い職員の多い施設ですが、職員同士の年齢が近く親しみやすいです。

就職した当初やコロナ禍では幼児ユニットで勤務していましたが、今は男子ユニットに配属されています。幼児ユニットと男子ユニットではそれぞれ違う大変さがありますが、両方とも経験できてよかったです。以前、幼児ユニットで見守っていた子が男子ユニットに移り、成長した現在の姿を見られた時は嬉しかったです。ささいなことでも、失敗を乗り越えたりできるようになったりすると、いつも驚かされますね。夏休み中に全ユニットで行った篠島旅行でも、高学年の子どもたちが率先して浮き輪をふくらませて、リーダー役をしていた姿には成長を感じました。

男子ユニットの中でも小学3年生を2人、中学1年生と3年生を1人ずつ担当しています。同じ男子ユニットで暮らしていると、年齢の違いでケンカに発展するケースもありますが、注意すべき時は年齢には関係なくしっかりと注意します。口調や距離感にも気をつけながら、それぞれの子どもにあわせた対応を心がけています。
当施設には、本来なら家族のもとで経験すべきことを経験できずに入所している子どもたちもいます。当施設での暮らしで経験し、家族のもとへ帰っても、家族との関係や将来について自分で切り開いてもらいたいです。

今後の目標は、子どもの成長をうながす支援をすることです。自分自身が成長すれば、将来のなりたい姿も見えてくるはずです。私も子どもたちが将来なりたい姿になれるように、様々な形で支援を続けていきたいと思います。
普段、児童養護施設について知る機会はなかなかないかもしれませんが、知る機会があれば、ぜひ興味を持ってください!

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※掲載されている情報は、2023年9月現在の情報となります。

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